コイル巻替え・制作

Coil rewinding and production

弊社では、絶縁不良による焼損や劣化が原因で性能を損なってしまったモーターを、
独自の技術力で修理いたします。
以下に、主な事例を紹介いたします。

事例

01

基本的なコイルの巻き替えと修理

入庫状態を確認し、原因を調査しながら分解します。結線確認後コイルを外し、清掃、補修。
新しいコイルを制作挿入→コイル単体試験→組立→完成試験→出荷になります。

制作の流れ

Production Flow

  • 動作を確認し検査、分解し原因を確認

  • コイルやブラケット、ベアリングなどを調査

  • 原因を修理し組み立て

  • 完成試験(塗装相談の上)完成

事例

02

90kw4P 400v級 巻替え

サージインパルス試験にてコイル劣化による層間不良が判明しました。また、回転磁界が乱れ大きな振動が発生していました。
回転不良、高電流が発生するため巻き替えを行いました。

ビフォー・アフター

Before After

施工前

施工後

事例

03

VSモーター修理

ベアリングブラケットの不良によりローターに偏心が発生した事例です。
本来あるローターと電磁鋼板の隙間(エアギャップ)がなくなり、摩擦熱により絶縁が発生し、その結果コイルが短絡する事態が発生しました。希少価値が高いモーターということもあり、電磁鋼板を修理し巻替え作業を行いました。

事例

04

45kw12P460v

多極のポンプモーター巻替え(12ポール)。経年劣化によりワニス、絶縁紙の絶縁低下が発生した事例です。
乾燥処理での回復見込みがないため、巻き替えが必要と判断し対応しました。

事例

05

遠心力スイッチ式の巻替え修理

床材剥がし機(ペッカー)単相モーターが焼損した事例です。
過負荷運転の連続使用により焼損したため、始動トルクが得られないので回転不良になり、その修理を行いました。

ビフォー・アフター

Before After

施工前

施工後